まながく

勝ち方。

いつもお世話になっております。個別指導塾まながく・細島教室の高澤です。
さて、寒さがいよいよ厳しくなってまいりましたが皆様いかがお過ごしでしょうか。

今年も後僅かとなり、受験生にとってはいよいよ決断と覚悟の時がやってきます。
また1年生、2年生に関しましてもおそらく年度で一番難易度が高い2月の学年末テストが控えております。

それぞれ目標を立てて日々励んでいらっしゃるかと思いますが、「目標を達成する」=「勝利」と捉えるのであれば、人それぞれ目指すべき勝ち方があり、つまり戦略を立てることが必須になってきます。
自分の苦手や得意と向き合って、「苦手科目で最低でも~点までは取ろう。」、「得意科目はとにかく極め抜こう。」とそれぞれが目指す場所が変わってきます。

入試でいうならば、「数学で20点は取りたいから、計算をパーフェクトに。関数の最終問題はスルーして確率とデータの整理で絶対できるように演習を積んでおこう。」
中学1年生では「英語の長文読解は苦手だから、冬休みの間は過去形の不規則変化を頑張って覚えよう。」

このように科目のみならず、単元や問題系統によっても作戦の幅が生まれてきます。

私が受験生時代も、関数の最終問題は一切触らず、証明で1点でも多く部分点を取ろうと演習に取り組んだものです。

理想はすべてパーフェクトですが、テストというものは制限時間内でより多くの丸をもらった方が高得点となるものです。

日々何をできることを目標に学習するか、本番で何に時間をかけるのか、そのすべてが戦略です。

皆様の目標が達成できますよう、我々講師も日々全力でサポートさせていただきます。

最後の最後まで。

お世話になっております。個別指導塾まながく・細島教室の高澤です。

さて共通テスト本番まで、もう数える程になってまいりました。

本日はこの最終局面において、私が受験生だった時代の学習について振り返ってみて少しでもご参考にしていただければと思います。
私が受験生だったころは共通テストではなくセンター試験というものでしたが、とにかく苦戦したのが国語でした。

選択肢に自信をもって選んでもことごとく外し、「この文章は分かる!」というものほど大外しするといった印象でした。
11月時点の模試では200点満点中半分も取れていませんでした。

この時期のこの窮地で私が最後までやったこと。それは過去問を解いて解いて解きまくるということでした。
現代文必勝テクニックといった参考書は多いですが、当時の私には、どう適用していいか分からず、読解力を鍛えるために読書を習慣化するような時間も残されてはいませんでした。

とにかく、「このやりにくいセンターの形式に慣れる」といった目的で10年分以上、追試も含めて解いて解いて解きまくりました。
1度読んだ文章も解きました。

そういった中で、少しだけ問題の中でどこを読ませようとしている、ここで引っかけようとしているなど「センターの遺伝子」というものが漠然と掴めてきました。

共通テストの問題も間違いなく「センターの遺伝子」を継いでいます。
自分の努力を信じてみても努力が報われるかどうかは分かりませんでしたが、最後の最後までやり続け、何とか功を奏し、本番では11月時点の倍の点数まで引き上げることに成功しています。

自分の取った選択が本当に正しかったかどうかは、決着の時まで分からない。そういった側面が大学入試にはあると思います。
しかし、覚悟を持って始めたのであれば最後の最後の瞬間までやってみるのが良いと思います。

受験生の皆様、まだ勝負はついていません。大逆転もまだ可能です。
諦めず最後の最後まで自分を信じて後悔の無いように前進しましょう!

秋の夜長に…

こんにちは!個別指導塾まながくの高橋です。

最近は急に寒くなり、昼間はまだしも朝夕は上着が必要になってきましたね。このままアッという間に「冬」が来るのかな?と思う今日この頃です。
私も急いでコートをクリーニングに出してきました(笑)

さて、そんな季節の移り変わりは勉強にも。どの学年も1学期で学習した内容を発展させる単元を扱うようになってきました。
数学では計算から、図形やグラフへ。英語では時制を当たり前に使い、だんだんと長い文章を書くように。
以前に学習した内容が含まれると、難しく感じますし、混乱しがちな生徒さんも多いと思います。そんな時はパッと答えを出そうとせずに、一つ一つ落ち着いて考えて、答えに辿りつくまでの道筋を考えてみましょう。

例えば…

「yはxに比例し、x=3のとき、y=-12である。x=-6のときのyを求めなさい」

という数学の問題です。「xが3で、yが12?またxが出てきたぞ…???」なんて、問題文だけを見てフリーズしないように!
まずは「yはxに比例し」の部分から「y=ax」という比例の式を立ててください。

y=axに、x=3、y=-12を代入すると

「-12=3a」という式が出来ますね。

ここで1学期に学習した方程式を使うことになります。
「-3a=12よりa=-4」つまり「y=-4x」という比例の式を立てることが出来ますね!

ここまでできれば、あとは後半の「x=-6」を上にある「y=-4x」の式に代入すると、「y=-4×-6よりy=24」と答えを出すことが出来ますね。※ほかにも答えを出す方法はありますが…今回は省略します(笑)

このように分かる情報や出来る部分から、手を動かして進んでいくことがどの科目でも大切です。
まながくでは、こんな風に勉強の進め方を指導することで、自分自身で学習を進める力を養っていきます。どんな勉強も、パッと答えが出るほど簡単ではありません。ですが、順を追って答えに辿りつければよいのです。

ではでは。